臆病者

どれだけ、様々なものを恐れてきただろうかと思う。

未だに色々なものが怖い。

人が怖い。


一番怖いのは、人だと思う。
ベクトルが、何かといえば、自分へ向かう。
怖れを避けたくて、もう何もかも消えてしまえと思うときがある。
それは、いつもの逃げる手段。

それを思いながら、踏み出す勇気もない。

人生を苦しいものにしているのも、怖れ。
それをギリギリのところで、続けさせるのも、怖れ。

私にもっと、勢いや勇気があったら、ここには居ない。