詩
彼の手は1/1000mmの違いがわかるという 私のかたちが毎日違うのを 私以上にわかっていて 「そうか、そうか」 などと 思っているのだろうかだからあんなにも ゆっくりと動くのだろうか時々じっと目をみるのは 変わらないものを 探しているのだろうか
どこかとおいところをまわって わたしではないこえで それでもことばが あなたにとどいたら そののぞみが わたしにことばをつむがせる つむいだいとが いつかあなたにとどくまで ながいものとなるように きょうもつむぐ あすもつむぐ
いま、 会えない君に会いに行きたい いま、 届かない声をあなたの心に差し込みたい いま、 満ちる思いを君に見せたい いま、 わかりあえないあなたとわかりあいたい たとえ幻の中であっても 声が言葉を失っても どうか 私の願いが その道を いま、 僅かでも …
鳴るものよ 街をわたる風よ 朝をつげる雲に どうかのせてその先にたとえ 何もない国があっても おまえがいたという その形にのせて 今日の福岡は強風です。 もう春だなーってにおいと温度。 あまりの音に起こされて、今、非常に眠い。 最近やってるワークの…
こばこ 朝日のさしこまない この小さな部屋 私とともにある この部屋に 私があり 私はこのやわらかな結晶で 世界の秘密を飼っている かわいいね かわいいね あなたのことよ かわいいね あなたのことよ かわいいね かわいいね
