2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
残り香をたどりて我を忘れてもいつもまでもただ我だけはあり
なつかしきものを思いて戻ってももうどこにもない我が故郷(ふるさと)よ
堅牢な焦げ茶のパン噛みついてただ苛立ちは養分となり
クリアするだけが楽しとするならばこの長いゲーム意味はあろうか
今更題詠短歌を再開したけど、11月30日で終わってるわ・・・。 まあ、いっか、詠むだけ詠もうと思います。
駆け抜けろ 短い道だ この先は 言い聞かせては 歩く細道
手袋をした手をさらに手袋に入れるなとおい寒いからって
左肩アゴ一つのせ言う「下手だなあ」うれしそうだなこれは君のだ
一歩ずつつま先立ちで耕して小さな種を道に植え行く
困惑の顔を見せても仕方なし涙の味も今は忘れじ
少し遠くで手を振っていた君は姿見に居た私自身で
ぎょっとして何もできずにいましたが まさかね本気? 手を握ったね
「細いよね」「そうですかね」とは言ったけどトイレで一人腰に手を当て
日の終わり消失せよと世に命ずすべてのものよ闇に休んで
絹糸のカーテンの揺れ指先の爪にひとふさ乗せては逃がし
一言と笑顔がつけば飲み会ださあとりあえず、とりあえずあれ!