短歌
サービスを本気でしようと思うとき、サービスなんて言葉はないな
知ってます 「捜さないで」という奴は 見つけるための手掛かりがある
初対面 自己紹介で爆笑か 「だって声だけ艶っぽくって」
仏壇の ホームページを眺めつつ 週末などは 神に祈った
これまでの すべて ひとつの 実りだと ただこぼれゆく わがてのひらに
延長戦 つづけよつづけ つづくほど 私は負ける その存在に
錆び打ちで 顔が真っ黒 大笑い 隠れたくなる 美男もおらず
倒木に 思う心も変わったと 壁とみるのか 材料なのか
この前も聞いた言葉だ お願いを するたび答えは いつも「いずれね」
原田さん 私は後ろの席でした 忘れてました きらいだったと
言葉しか しりませんわよ 「快楽」は あとのことなら さあご自由に
全員で 〇〇しよう というようなことからにげる わたしはおとなだ
もごもごと 聞こえているから聞き返す 返事なくとも 語り終わらず
瓶底と 投げし言葉を打ち返す 気概もいらない おしゃれなめがね
一人では 生きてこれぬと口でいい 勝手に育った てのひらの皺
引っ掛かり 消えるまで待つ痛みさえ 耐えられなくて 飲んだ飯粒
咲き誇る 花の香りは覚えても かたくなでいた 種はもうない
人生は突然もらった時間をつぶす暇つぶし、ということが腑に落ちたとき じゃあ時間をどう使おう、と思ったところ 数年前に参加した題詠blog(短歌マラソン)を思い出しました。完走できるかな♪ よろしくお願いします。 と、いうわけで。 勢いがあるうちに怒…
何年ぶりか、ですが、また参加しようかと。 11/30までに、100首読めるのか?!w
さてさて、題詠短歌のイベントに参加するのは3回目、 2回目はおしくも完走できませんでしたが、 今年は再び感想することを目標に、楽しく詠ませていただきます。どうぞよろしく!
残り香をたどりて我を忘れてもいつもまでもただ我だけはあり
堅牢な焦げ茶のパン噛みついてただ苛立ちは養分となり
クリアするだけが楽しとするならばこの長いゲーム意味はあろうか
駆け抜けろ 短い道だ この先は 言い聞かせては 歩く細道
手袋をした手をさらに手袋に入れるなとおい寒いからって
左肩アゴ一つのせ言う「下手だなあ」うれしそうだなこれは君のだ
一歩ずつつま先立ちで耕して小さな種を道に植え行く
困惑の顔を見せても仕方なし涙の味も今は忘れじ
少し遠くで手を振っていた君は姿見に居た私自身で
ぎょっとして何もできずにいましたが まさかね本気? 手を握ったね