一概に言えない2009年

今頃になって、2009年の日記(紙)のあとがき欄に一年の所感を記す。
書いたのは、とにかく人のことだった。
人によって自らを教えられた。


一番つらかったのは人が離れていったことだ。
亡くなったことによる離別も、そうではない離別もつらかった。
つらかったことで、その人たちが自分にとって大切なものを持っていた、
それをもらったことを改めて思い知った。
離別を経験した直後のつらさは、自分でどうにかできたのでは
という思いがつらさを生んでいるのだということも知った。
これをもし、離別した人々が読んでいるとして
「どうにかできたのだ」と思うかもしれないが、
申し訳ない、その時の私には、その時にしたことしかできなかったのだ。
今の私なら違うことができるかもしれないが、それは、その時の私ではない。


おかげさまで、やはり、人生にはどうしようもないことが何度も起きるということがよくわかった。
というか、どうしようもないことしか起きないのかもしれない。
どうにかできているというのは、妄想で、ただ単にことが起こっただけなのかも。
なのかも、と書くことで希望を持ちたいという、私のエゴだ。
でも、出来る限りのことをしよう。
そうしよう。


はてなのほうの日記に書いた一年のことをまとめてみようか、
と一瞬思ったが、むりですわ。
思ったより、色々ありました・・・・。
出来事的なこともあるけど、内面でも色々あり。
一概に言えない2009。




また今年も、一概に言えない2010を作りましょうか。
あっ、去年末既に一年を振り返っていたのだった。忘れてた。