祭事の後

昨日の夢もすごかったんだが、今日は話がはっきりしていた。
祭事を見ている。
鬼にかかわる奉納の舞踏らしい。
灰色っぽい、端を絞った袴みたいなのを着ている人たち。
水っぽい竹のようなものを持って踊っているのを見る。
男性ばかりで、20人ほどがいるようだ。
土の斜面の上で踊っているのを離れた観覧席のようなところでみている。
その男性たちは、鬼だということになっていて、素性はわからないという決まりらしい。
しかし、その中に知り合いのKさんがいる。


祭事が終わると、Kさんが持って踊った竹をくれるというので待っている。
持っていると、ご利益があるらしい。
近くに来るのが見えたので、「Kさん」と言って寄って行くと、
違う人にその竹を上げようとしているところだった。
どうも、仕事上その人にあげるとKさんは恩を売れるというか、
都合がいいらしい。
そのもらっていた相手の人は、既にほかの人にもらっていて
「ぼく、もう一本あるのに悪いなぁ」などと言っている。
水っぽいので腐らないようにしなきゃ、とか言っている。
私はがっかりする。
Kさんは、気がついて少し気まずそうにする。


暗い通路に入ろうとする前に、一本歯の手裏剣とナイフを渡される。
「前から来るのは鬼だから、ためらわずに投げて」と男性に言われる。
ええー、と思っていると、女性が二人わきを通りぬけていく。
彼女たちは鬼女らしい。
顔が整っていて、美しく着飾っている。
「見た目だけじゃわかんないし、この人たちに手裏剣なんて投げていいのか」
などと思っていると、斜め右前の角から、人影が現れて、
私に向かって手裏剣を投げてきた。
それは、私の左のひざの少し下に刺さって
「いてっ」と言った。
痛かったが、
「そんな、実際にゲームみたいに無差別に攻撃できないよー
やっぱりゲームはゲームで、現実では無理があるわー」
と思ったら、目が覚めた。