Fountain

なんか変な映画だったなぁ・・・。

Fountainが根源という意味だと知らずに、適当にポイと借りたのだが。
内容とあんまり合ってる気はしないけど、他に良い題はないな
みたいな感じだろうか。
映画が伝えたいメッセージとは合っていると思う。
題名自体が作品の要旨であるようなものが良いというけど
そういう意味では、この題名に支えられている気もする。
でも、副題はあんまり私好みじゃないなぁ(イラナイわ)。




付録のインタビューでのヒュー・ジャックマンの話が一番良かった/笑。

  • 自ら難しい役に挑戦していくべきだ。その役柄を演じる素質があれば、何かを得ることができる。
  • (監督は)限界を感じさせることによって、実際には心身を解放させようとした。

これって、人生そのもののことのようだ。
人の一生も役柄の一つだとも思う。




この映画で、私はレイチェル・ワイズケイト・ウィンスレットの違いが分かっていないことが判明。
レイチェル・ワイズをみて「何か輪郭変わったなぁ」とか思っていたし。
以前は、ドリュー・バリモアケイト・ウィンスレットの違いが分からなかった。
ホリディを観て、「おお、ドリュー・バリモア綺麗になったなぁ」なんて思っていたのだった。
この三人の中では、ケイト・ウィンスレットが一番好み。
しかし私はいったいどこを見ているのか/笑。


そんで、ヒュー・ジャックマンX-MENの人じゃん!
と後から気がついて、びっくりした。
この映画ではつるつるの時があるのだけど
X-MENで毛むくじゃらで、イメージが繋がらなかった。
うーん、コーカソイドの方々を見分けられない・・・。


この映画、スピリチュアルとか、恋愛とかよく分からないくくりになっている。
レビュアーに江原啓之とかいるし/笑。
SFなのか?
内的宇宙みたいな?
作品のメッセージは、映画を見ただけだともやーとしていたけど
出演者のインタビューを観て、ああ、そうなのね、やっぱりね
みたいな感じでした。
この映画、なんだかコンタクト*1を思い出すな。


しかし、本でも映画でも音楽でもそうだけど、
封切られたらもう、その中の意味というのは作者だけのものではないよなと思う。
というか、作者の手を離れたら、受け取った人が得た意味、それぞれのそれこそが、大事なものなのじゃないかしらと思います。
誤解だって解釈だものね。
まあ、解釈を落とすというのもありだが、
解釈を落とすことさえ解釈で/笑。


ついでに最近読んだいい言葉。

  • 「恐怖で立ち止まってしまうような経験をするたびに、力と勇気と自信が手に入る」だから、自分には無理だと思うことをやらなければいけません。

*1:

コンタクト 特別版 [DVD]

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