変わったら、もう戻れないことを受け入れる

服のサイズが変わりやすいのだが
前のサイズのズボンを人に差し上げることにした。


自分が望んでセミオーダーで作ってもらった、小遣いつぎ込んだ鞄が
総革ということもあり、重すぎて使わなくなってしまったので
人に差し上げることにした。


読んだけれども、再読しない本も人に譲ったりあげたりした。




一番怖かったのは、ズボンだな。
変わりやすい自分を受け入れる、という手もあるのだろうけど。
私は、恐怖が先立ってものを口に入れるという性質があるのだが
最近、そういった自分ともまあまあでつき合えるようになり、
第一、私が恐れていたものは妄執だ、というのが分かってきたので
もう、そうやって自分の体を大きくして
何かから守ろうとしなくて大丈夫ですよ、
と自分に教えようかと。
退路を断つというか。


一方で、やせ過ぎている人を見ると怖くなる、というのもあるのだが
(自分がノイローゼみたいになっていた時を思い出すので)、
一方でそういった人をみて
「いいなぁ」
と思う自分もいるので
そういった妄執があっても、自分とうまくつき合えるのだと、
肩の力を抜いて生きていきたい。
これは、クワイエットルームへようこそ*1を観たとき、
蒼井優が激やせ摂食障害の女性を演じているのを見て
「きれいだなぁ」と思ったことで気が付いたのだが。
まあ、蒼井優宮沢りえが美しいなぁ、と思うのは妄執とはまた別の好みなのかもしれないけども。


とにかく、もっと、無理するのやめよう。
もっと、自分にとって大事なことに力と時間とお金を使おう。