ちょっと頑固なところも好き

昨日、バスに乗っているときに、よいことを考えて気分を良くしよう、と思って
西島秀俊の素晴らしさについて考えていたのだが(笑)、
顔がいい、声がいい、背の高さもいい、動作がいい、演技が上手い、がたいもいい、黙っているときもいい、髪がいい、不満そうな顔をしたときの表情が大変よろしい、照れているときはかわいらしくて素晴らしい、
などと上げ連ねていたのだが(どれだけ好きなんですか/笑)、
ちょっと頑固そうな感じが良い。
と言うのが出てきてね。


おや?
と引っかかった。
そういえば、友人、知人、俳優、好きになる人について思うと
どうも、「ちょっと頑固そうなところ」がある人というのが
まあ程度にもよるのだけれども、
どうもツボを突くようだ。
「こういうところは時として困るけれど、どうも好きなんだよなぁ」
という感じ。
自分に対して曲げたくないところがあるというか。
しかし、その曲げたくないところを、何かもっと大事なもののために
無理をしてぐい、と曲げる時というのは、もっと素敵。
と思っていた。
猫をみて、ぐにゃぐにゃしちゃう人と同じような心境と思っていただければよろしいです。
いとおしいのう、とぐにゃぐにゃしてしまうのです。


と、にやにやしながら、
「あらぁ、困ったなぁ」と思っていたら、ふと気が付いた。
私は頑固者だ。
小学生時代通っていた塾の先生に
「こいつ、がんこでなぁ」と言われたのを思い出した。
あー。
どうにか直したいというか、
柔軟な人になりたいと思っていたけど、
私は私の頑固なところが好きだったのね。
頑固で、どこが悪いんじゃ!いとおしいじゃないですか
と自分で思っていたのだな。
そして、
頑固なところはそのままに、
大事な時にはそこをエイ!と曲げる人生を選んだのだな
しかも結構早い時期に
と思った。


そうかそうか、私は私がすきなのかー。
へへ。