消せない

今朝の夢で、流し場兼トイレのようなところにいた。
携帯に電話がかかってきて(同じ誕生日で一回り上の人その1から。めちゃ久し振り)、
あまり電波状況が良くない中話している。
私が持っている乾燥した泥のサンプルを、濡らさないようにして解析するように
という連絡だった。
 
採石場のようなところを、イチゴパックの入れ物に入れたサンプルをもって歩いている。
サンプルは、魚肉ソーセージを斜め切りしたような形。
灰色でかたい。
ピンセットでつまめる。
私は、電話の履歴か、アドレス帳を見ている。
最近亡くなった友人Kの名前が出てくる。
電話をかけてしまいたいという思いと、もう記録を消した方がいいという思いが立ち上がり、携帯電話を握り締めた。




昨日、野外ミニコンサートでスーザン・オズボーンの「仰げば尊し(GRADUATION)」を聞いた。
歌ったのは日本人のおじさんで、少し解説を入れてから歌い始めた。
聞いていたら、亡くした友人や、今同じ時代を生きている友人、親を思ったりして少し涙が出た。
一人だったら、ボロ泣きしていたかもしれない。
すばらしい歌詞。
日本語訳がウェブに載っていたので、引用する。

Graduation (仰げば尊し) by Susan Osborn

時間の端をさまよいながら、
我らは自分が誰か思い出してゆく

我が青い緑の惑星は、回り周る、
燃えさかる星の周りを
静寂の銀河を横切り
そして世界は拡がってゆく

この偉大な船は帆を張り、
とてつもない未知へと
星の海原を旅してゆく


友であろうと見知らぬ人であろうと、
我らはみな
終わりのない生と死の進化の道を
共にする旅の仲間

歓びと悲しみ、笑いと恐れを分かち合いながら、
我らは、この命の学校で
いっしょの歳月を過ごす


我らのハートの中の宇宙は、
全ての生命を抱き、
我らは、本当の休息と心の平和は
与えあうものであることを知る

我らのいるところは、今ここ。
日は出て沈む、
我らは、この日々の美しさを分かち合い、
決して忘れない。

           (訳 プラボード)