炎のように怒(いか)る


昨日、用事で1時間ぐらい待たされて、
しかもその待たせている人が本当にどうでもいい理由でこちらを待たせやがって
一時間たったところで限界になったので、失敬しようとしたところ
「何でそんなことで怒ってんの?もうちょっと待ってよ」みたいな対応(まだ待たせるのか!)。
こちらを待たせなくてもできたことなのに待たされている状況で既に立腹だったので
もう、かなり怒り心頭でした。
まあ、結局、帰ったんですけど。
椅子に座って待ちながら、「あー、私もの凄い怒ってるわー」と思いフォーカシング。
頭の中で、もし行動したいとしたら何をする?と訊くと、近くにあったものを投げて地団駄を踏んでどなり散らしておりました。
今の感じはどんなイメージ?と訊いたら、体を包む赤い炎が縦に大きく伸びて、ゴーって燃えていた。
凄い炎だな〜、とは思ったが、温度は高くない感じだった。
 
結局、怒りをどこにも表現しなかったのだが、そうしたら、右中指がものっ凄いただれて猛烈に痒くなり、薬指も軽く荒れた。
夜中に首から顎にかけても猛烈に痒くなって、似たような痒さにもだえつつ化粧水を使っていた時代を思い出したりした。
そうそう、世間に迎合して、化粧してればいいんだろ!でも化粧しろって言っているあなたは、私の苦しみは何も分かっていないじゃないか、って思っていた時。
本当の不快さを取り除く力は自分にあると、忘れそうになっていた、と気がついた。
 
私は不快になる前に、怒りを抱える前に、帰ってしまって良かったのだ。
私のために。
そんなことを思った。
 
 
まあ、だんだん素直に、少なくとも自分に対しては怒りを表現出来るようになってきたし、
起こること自体が悪いことではないというのも分かってきて、昨日のことだったのだろう。
私は帰ったけれど、それ以上に感情をぶつけたりはしなかったからなぁ。
怒らずに済む考え方もあるのだろうし、それが要るなら近いうちにきっと、手に入るだろう。