もういいんじゃないか、とは思っても

大学に行く道で、バスに乗り、外を眺めていた。
音楽をランダム再生していたら、小田和正の風の坂道が流れた。
それを聞きながら、色々思う。
 
大事なものをやっと手にしたと思っては失って、
ああなりたいと思って努力してみてはなれたりなれなかったり、
泣いたり笑ったり
喜んだり悲しんだり
心の成長を願って進んではまた新たな道が現れ
自らの至らなさを知っては改善を試み
幼さの喪失に喜んでは老いに怯え
今を憂いて先を恐れる
期待をしては希望を持ち、
絶望しては呪いの言葉を吐く
 
この道は、終わらない道だ。
自ら命を失うことがあっても、また何かの形で生まれ出で、
同じことを繰り返す。
人に逢い、愛を注ぎ、悲しみを得て人と別れる。
 
人生に意味はない。
そんなことは、もうずいぶん前に気がついていたが、
人生を生きる意味はない
というときに、それは私に選択肢があることを教えているのか。
でも、どちらも同じことだ。
 
うーん、燃え尽き症候群かなぁ・・・。
最近見た映画が何か暗い時代背景だったこともあるのかもしれない〜。