室町・安土桃山時代の舞い手

前世を見るときは、
その一生が映し出された鏡に吸い込まれる、
というのを体験するのですが、
今回、「誰か」に手を引かれましたっ/汗。
 
私の場合は大体、「どこどこ(一番近い前世は?とか)に行きたーい」
とかっていう指定ではなくて、
「今役に立つやつ、よろしく」
とするのです。
 
「え〜、じゃあ今回もー・・・」
と思っていたら、
急に誰かに左手を掴まれた。
ギョッとすると、
その誰かに
「あなたが、『私』であった人生を見せてあげる」
と言われ、
そのまま突入。
「ええ〜〜誰だようーーー、ちょっと!」
と思う間もなく(@▽@;;
前世に行くときはその人生の映る鏡に入るのをイメージするのだけど、
そのときは蒔絵の額縁の付いた鏡であった。
 
気が付けば、白足袋。
袴に烏帽子。
右手には赤い地に金の模様の入った扇。
白拍子の格好だ。
私は女で、舞をすることを職業にしているようだった。
いつだろう、と思ったら
「室町」と言う返事。室町っていつ頃だ?<歴史の知識皆無/笑。
と思うと、
「安土桃山」と言う。
ええ?同じ時代なの?ううっ、あとで調べよう・・・/汗。*1
 
場所は、褐色に磨き上げられた廊下。
左右は襖になっていて、廊下の幅は2mくらいある。
おそらくどこかのお城の中だろう。
私の脇に、私より背の低い武士の格好の老人がいて、
「突き当りを、右に」
と言われ、そのまま進んだ。
 
行き着くとすぐ伏せた。
城主の人を目の前にしているようだ。
自分の目には、三つ指そろえた自分の手と、
その先においた赤い扇しかない。
その城主は私に、
「お前は、寝たりはしないそうだな」
と言われた。
仕事を取るために、体を使わないことを信条としていたらしい。
その通りです、といった返事をした。
 
場面が変わり、先ほどの格好のままで舞をした。
近くで鼓を打つ女性が顔を白塗りにしていて、
「変な化粧」
と思っていた/笑。
 
また場面が変わった。
周りには、沢山の戦いに出る人々でひしめき合っている。
私の目の前には、騎乗した鎧姿の男性がいた。
その人に、自分の赤い地で金模様の扇を渡し、
「必ず生きて帰ってください」
と告げた。
その人は、笑顔で頷いた。
その人の手甲(手の鎧)で覆われた手を両手で取り、
その手の甲に祈りを込めて口付けをした。
「私に約束をください」
と言ったが、彼は笑顔でただ、強く頷いただけだった。
私は、彼は死ぬだろう、と言う思いがぬぐえなかった。
おそらく、実際彼はそのまま死んだのだろう。
 
私にはそれでも、舞がある、と思い、
舞い続けたようだ。
 
 
 
ででで、コレが誰かと言う話ですが。
以前、霊能者?みたいな人に
「守護霊は日本の、舞をやってるちょー色っぽい人」
と言われたことがあるんですが、
もしかしたらこの人なのかも〜。
うーん、誰か教えてください。

*1:おそらく、両時代の境界のころだったのでしょう。いわゆる戦国時代ですね。勉強になるなあ/笑。1500〜1600年頃らしいです。