なにもない

ずーっと、抱えていた案件がやっと終わって
私の人生の宿題はこれで終わりだなあ
と思っています。

その案件、まだ何かしらの連絡があるかもしれないが
まあ、ほとんど終わり。
これで、
「私という人間が適任の仕事」
は、今の世界ではなくなったと思った。

この仕事、完成させるまでにものすごく時間をかけ、
しかも作業を何かと言っては逃げていた。
やるのがこわかった、なぜか。

でもわかった、完成させるのが怖かった。
完成させて、「なにもなくなる」のが怖かったんだ。

でもなんで怖いと思うのだろう。
なぜ、意味を求めるんだろう。

もともとないということに気付いただけのことなのに。