いきているふしぎ


また、炎上させてしまいました・・・。
いやあ、今回、やばかった。
死ぬかと思った。
といっても、2月6日にあった出来事なんですけど。



着ていた半纏が電気ストーブから炎上しまして
とっさに脱いで近くにあった枕で叩いて消火。
消えてから、
「死ぬところだった・・・」
と思いました。
すごい炎が上がりまして。
いつかのピーナツどころじゃないっすよ(汗)。
部屋じゅうものすごい煙が出てねえ。


あれだけ煙が出たのに警報器もならないで、
ホント、役に立たねえなと思いましたけど。
まあ、おかげさまで水浸しにならないですんだけども。


どうして引火、炎上したのかというと、
どうも風邪をひきそうだったので、首元を温めようと
電気ストーブに近づいて、ストーブに首の後ろ(背中)を向けて
横になっていたのでした。
半分眠りそうな状態で。


そのうちに、なんだか喉が痛くなってきて、
ああ、本当に風邪かなあ、と目をつぶって思っていたら。
左耳元で、文字通り「ぼっ」という引火音。
左目の端に、炎が目に入って
あわてて脱いだ、という。


喉が痛かったのは、実は煙のせいだったと後でわかったんですけれども。
部屋中、濛々とした煙で真っ白になりましたよ。
そして、私は全くの無事。
小さな水ぶくれのやけどさえなかった。
写真にあるように、畳は焦げてしまった
近くにあった布団も少し焼けてしまったけれど。


しかし、こういうことがあると思う。
炎を見て、条件反射的に消した私は、まだ生きたいのだなと。
そしてこのとき何より思ったのは、
自分が無傷であった不思議だ。
なんで、いきているんだろう、とぼんやりと思う。
不思議だ、色々なことがあっても、
なぜか私はまだ生きている。
どうしてだろう。
単純に、疑問に思う。
なぜあの時、私は死んでしまうほうへ行くことが、なかったのだろう。