ことば、混ぜご飯
不器用に感じさせるほどの
「ことば」の届け方のていねいさです。
ひとつの「ことば」を発したら、
それが相手に届いたことを確かめるようにしながら、
おもむろに次の「ことば」を送り出す。
言いたいことを言うのための「ことば」ではなく、
やりとりする、届け合うための「ことば」なのです。
なにを言っているのか、だけでない
実りをもとめる「ことば」なんですよね。
これが、福山龍馬が表現している「あかるい説得力」。
いま注目されている池上彰さんも、
届いたことを確かめながらしゃべっています。
なんか、いま求められているものって、これなのかもね?
ほぼ日刊イトイ新聞 - 目次 今日のダーリン2010/11/14
うーん、好きなこと言ってしまうよね。
相手によくしてあげよう、相手が良くなるようにという思いがあったとして、
「私を安心させろ」とか
「私に恥をかかせるな」とか
「私を気持ちよくさせろ」とか
そういう細かいノイズをいっぱい混ぜ込んで相手に話している
ということはよくあることだ。
自分が何を話しているのか、結構無自覚。
気をつけたい。
本当に何がしたくて相手と今一緒にいるのか。
何のために、時間を共有しているのか。
簡単に忘れるからなー。
説教と説明は違うって知っているのだが、わすれるなあ。
今、実家にいて親と色々向き合っているんですが
実家っていうのは、勉強になりますわ。
緊張とか、悲しさとか、苦しさとか
そういうことが怒りの表現の一つであるということを
下記の本を読んで気づいたのだが、
これって、なかなか気付かないよなー。
話しながらどんどん緊張してしまう相手とか
たまにいますけれども、
それって私、怒ってるんだなーと。
何に対して怒っているか分かれば、
肩に落ちた落ち葉を払うように落とせるのだが。
売れている本には、やっぱり何かあるのだろうと最近思うようになった。
- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/09
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あと、なんだか内側の感じで「読むと役に立つ」というので
買って読んでみたドラッカー本。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
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人生に戦略を持ち込むのは、卑怯だ
とずっと思っていたのですが、
それって
要領が悪いだけ
ということに気がついたというか。
まだどこか、「うまくやる」ことに卑怯さを感じるんだけれども。
まあ、これって今までそういった教育を受けて自分を育ててきた
というだけのことなんだろうなあ、と思うのです。
自分は変えることができるからなあ。
この本で「真摯さ」という話がでてきているのだが
これが肝なのではないかと思う。
真摯さのない戦略は、いかんよ
というところにちゃんと耳を傾けずに
戦略はいかんよ
というように聞いていたのだろう。
まず、自分自身が自分のマネージャーであるのだから、
自分自身に対して真摯であることを第一としようと。
今はまだ、なんかよくわからんかんじだけど。
情報が入ってきたばっかりって、もやもやするんだ。
これからどちらかに向かって変わっていくのだろう。
その自分を、楽しみにしようではないですか。
ドラッカーのエッセンシャル版も読んでみようかな。