はしご

連日よく夢を覚えているものだなぁ、と思います。 
深層意識が私に何か教えておきたいことがあるのかね。


今日は、長かった。
デパートか駅ビルの上に入っている蕎麦屋で、Tとご飯を食べながら話をする。
Tはこの後用事があるようだ。
それにしても、蕎麦が出てくるのが物凄く、物凄く遅い。
Tがトイレに行くというので、待っていると、全然帰ってこない。
そうこうしているうちに、天ぷら蕎麦が二人前、カウンターから出てきたが、
Tが席に着いていないので、バイトのお姉さんが蕎麦(温かい汁蕎麦)を、そばのゴミ箱のようなところへ、ジャーッと流してしまう。
Tがその時ちょうど帰ってくる。
店員さんは、「アッ」という顔をしたあと、素知らぬ顔で「蕎麦は後からです」という。
Tが全然帰ってこないと思ったら、二階ぐらい違う階のトイレに行っていたらしい。
店員に「すぐそばにあったんですよ、ほら、出てこっちの・・・」という。
何で行く前に教えてくれないのか、と私は呆れている。
「せめて表示でもあればねぇ」と私は言っている。
Tは怒り心頭である。
Tの残り時間もあまりない。
 
蕎麦屋を出て、学生がやたら居る楽屋裏のような、寮のようなところを通る。
通路はいやに狭いが、白木で造った新しそうな雰囲気で、非常に明るく、通っていてわくわくする。
迷路のアトラクションで遊んでいるかのようだ。
Tが、Yのイメージと重なって、二人は入れ替わったり元に戻ったりする。
途中、細い左に曲がる木の廊下を行くと、うどんやか蕎麦屋がある。
「こっちでもよかったね」と思う。
通路が、木から凝灰岩のものに変わる。
地下鉄の構内のようである。
相変わらず、TとYはイメージがゆらゆら変わっている。
地下鉄に乗って、Tはどこかに行かなくてはならないらしい。
会社の休み時間を見て、会いに来てくれたのかもしれなかった。
 
私が移動した先では、飲み会をやっている。
「你好朋友」という名前の、適当な作りの中華料理屋の中に友人がいるのが見える。
あっ、中華料理だ、やったぁ、と思いつつ、他の飲み会に移動する。
先日、出席しなかった飲み会で会う予定だった人達がアーケードの中でバーベキューしている。
「先日はすいません」と言い、「いいよいいよー」と言ってもらい、酒を飲む。
ビーチパラソルみたいなものも置いてある。
適当に飲んで、さっきの中華料理屋に移動する。
二階にも、違う付き合いの友人がいて、私を見下ろしているのが見える。
「あ、マズイかも」と、ちょっと思う。
掛け持ちしているのがばれたかな、とおもう。
こんなに友人がいてありがたいなぁ。
中華料理屋の中から、中国語と日本語と、食器の当たる音、中華鍋の音がする。
紹興酒を飲みたいな、と思っている。
 
追記:検索したら、近所に相当する中華料理屋があると判明・・・。見た目は違うけど。