湯シャン一か月で足を洗う

多少汚い話が混じります。
 
小麦粉シャンプーを二か月ぐらいしておりましたが、
先月から、湯シャン(単にお湯でもみ洗い)に移行しておりました。
それは、インドネシアだ東京だ、と出張が続いており、小麦粉のりを作れなかったため。
こりゃいい機会だ、と思って湯シャンに移行してみた。
 
一週間ぐらいなら、まあいい。
一か月やってみて、まあ、むりかな、一か月は、と思った。
一か月やって、普段は、小麦粉シャンプーに戻ることにした。
なぜなら、この前ふろ上がりに手ぐしで髪をすいたら、指の間に何かイケナイものがはりついたためです。
灰色とも白とも言い難いものが、指についたのです。
櫛につく、という話は聞いていたし、小麦粉シャンプーの時点でもまあまあ、ほんのわずかにあったけど、これは、ねぇ、むりです。
だってこれは、垢だから!!
色々な話があると思うけど、私は垢だと思います。
ちなみに、湯シャンをちゃんとやると、頭皮は綺麗になります。
皮脂の分泌量も、うまくいってドロドロにならないし、吹き出物系は一気に治ってしまいました。
これは、体の皮膚を手拭いで洗うのと同じだな。
たばこのにおいとか油のにおいとかは、湯シャンでもちゃんと落ちる。
でも、髪についた皮脂は落ちないのだよ!油を落とすには限界があるのだよ。
第一、髪自体は爪と同じで、もう死んじゃってるじゃないですか!
自分で排出するというのはできないものなのですわ。
繊維質の塊と、皮脂と垢の混合物は違うのだな。
ちなみに、界面活性剤(洗剤一般)を使うのをやめると、体の常在細菌の具合が良くなるようで、変なにおいは一切しません。
体の方の話になるけど、洗剤、石鹸を使うのをやめたら汗や、夏場の足のにおいとか、全部なくなりましたもの。
まあ、この辺の話はいいとして。
 
一週間、二週間ぐらいなら、湯シャンでもいいよ。
でも一カ月は無理(何度も言うw)。
髪も、一カ月を過ぎたあたりからべっとりして来て、櫛につくナニガシカの量も結構なもんでしたからなぁ。プラスチックの櫛でしかできないけど、重曹に一日浸けて置いた後のあれを見るのは面白いぐらいだったからねぇ(汚い)。
まあ、ちゃんと櫛ですいていれば、髪の方はまだどうにかだったかもしれないが。
あと、この湯シャンの時期は髪にある油を落とせないので、ツバキ油の使用も控えていた。
そして、小麦粉シャンプーに戻して油を全部落とした状態にしたら、髪の状態が、先端が特によろしくない感じになっていたよ。
小麦粉シャンプーも、週に一回とか二回でいいのかもしれないけど。
程度があるよな。
だって、日本に石鹸が輸入されてから人が熱狂的に使うようになったのってなんでだろうかというと、需要があったというのもあるんじゃないのかと思うのよ。そりゃ、洗脳みたいなのもあるだろうけどさぁ。
ちなみに私は台所洗剤もかなーり、極力使わないようにしているけど(手がイカレルので)、炒め物の後はやっぱり、ズビズバ(アクリルたわし付きスポンジ)では落とせないです。一滴の界面活性剤に、やっぱり頼りますわ。
思い返してみれば、平安時代から、月に一遍はふのりとかで髪洗ってたじゃん、金持ちは。
やっぱり不快なもんは不快です。
自分で実験して判断する、というのは大事だな、という話です。
全てを経験する必要はないけれど、それを知ったうえでも、実体験に勝るものなし、と思ったりするなぁ。こういう時は。
 
まあ、他人の言うことは三割ぐらいで聞いておいて、試してみるのが一番だと思いまするよ。
皮脂分泌量なんて、とくに十人十色ですもんね。
生活の違いも出るしね。
 
 
2009/06/15追記
湯シャンで検索してくださる方が多いので、気がついたことを覚書。
この時の私の髪の長さは、肩甲骨くらいまでのロングヘアでした。
短かったら、湯シャンだけでも問題なかったかも知れません。
私は湯シャンをやめましたが、湯シャンを続けられなかった理由の一つが、風呂が一日置き、ということがあるみたいだ。
webでやはり一日置きに風呂に入っていたが、湯シャンに弊害が出たので毎日湯シャンするようにしたら良くなった、という話もありましたよ。
私が毎日風呂に入らないのは、実家の慣習を受け継いでいることと、毎日はいると皮膚がかっさかさになるためと、面倒くさいからです。
ちなみに、一日置きにしたからと言って不潔にはなりませんよ。
たぶん、風呂に入るタイミングに合わせて体が勝手に皮脂分泌を調整するようになると思われます。