めがね一年後

そうそう、昨年のこの時期に新しいメガネを作ったのよ(5月末)。
最近はだいたいが三次元に見えるようになった。
視界も広がった。
お陰で、左に人が立つことが嫌でなくなったし、
人にも物にもぶつからなくなり、
水溜まりにも全然足を突っ込んでいない。
この前家の中でぼんやり転がって本を読んでいた時、
ふと気がついて左目を閉じたら、視界にあったものが消え、ちゃんと左目でしか見えない視界も脳で無意識に受け取るようになっていたと分かった。
先月、四国を旅行したとき、メガネを新調してから初めて長距離運転をしたのだけど(イベントドライバーです/笑)、左折の時のドキドキ具合かなりなかった。
ただ、一直線の道の時は逆に、遠近感をすごく感じて、ちょっと左右に振れるのも結構怖かったなぁ。
以前に比べて、未知の凹凸、坂の勾配、奥に見える景色なんかが強く意識したりイメージしなくても頭の中に入ってくるので、運転していて疲れもあまりなく、ついでに眠くなることもなかった。
そういえば、同じように斜視のケがある人(私は仮性斜視)と話していた時、「使っていない方の目(脳みそに情報を伝えない方の目、私の場合は左)に曲がるときは、距離感が分からなくて怖い」と言っていた。
その人は時々、気を抜くと電柱とかでこすってしまったりしていたそうだ。
今回の私は、そういうこともなく、久しぶりの運転なのに、車庫入れにも以前より苦労しなかった。レンタカーだったのに。
見る力というのは視力だけではない、ということでしょうか。
 
 
一番は、結局、常識は先入観によって作られる、何事も。
ということが物凄く強く認識されたことかもしれない。
三次元も結局、経験によって認識しているだけで、
もしここが四次元であったとしても、それを認識できないから四次元ではないという先入観で生きているということなのだなぁ。
逆を言えば、認識しているという思い込みがあったら、ないこともあるというように感じるということですよ。
例えば過去とか、未来とか。