第二回パニック発作

どーん、きた。
2007年1月末以来ですわ。
もーーーーーー、ビックリしたよ!
ビックリした。


昨日の帰りのことだったんですけどね。
まじでほんとやめてほしい・・・。
まあ、おかげで見えたこともあるけどね。
まだ、サワサワした雰囲気の中にいるよー。
本当にもうさー。
パニック発作だな、ってわかったのは
ちょっと落ち着いてからだったんですが・・・。


あと、パニック発作になりながらもかなり冷静でした。
これは記録すべきだ、と思いながらツイッターに投稿して。
おかげでコメントもらえたりして、それにも助けられて。
誰かに迎えに来てほしいくらいだったんだけど、
家族がすぐそばに住んでるわけでもなかったので
落ち着くまで待って、一人で帰ったよ。
その分もらったコメントがありがたかった。
まあ、あとで続きを書きます。
今回は引き金がはっきりしていた。
いやしかし、あのタイミングでって(笑)。
なんか、決まってたことなのかと勘繰りたくなる感じでした(爆)。


つづき
さて、本題というか。
今回のパニック発作が起こった過程。


まず、バスに乗って、フジファブリックのことを考えていた。
実を言うと、私はフジファブリックに少し飽きてきてしまっていた。
前日に、予約していたCDとかを解約して、そのことでぐったりしていた。
何でぐったりしたのかというと、
これはあとあとになって気付いたことなんだけど、
「あれだけいろいろなことを教えてくれたフジファブリックに、志村(Vo)にたいして、
私は裏切ったようなことをしているんじゃないだろうか、
ツイッターとかでファンの人たちと、フジファブリックを越えた交流までさせてもらって
私は、飽きてきちゃって、そんな自分が悲しいし、寂しいし
何より、飽きるであろうことを好きになった時に予測していて
それがそのまま、現実になってしまったことが恐い」、と。
何に対して、申し訳ないとか思っているんだ、っていうのがこの時はまだ分からず、
ひたすら胸が痛んでしょうがないよ、と思っていたところ、
この日はさらに、フジファブリックの新しいアルバムの情報が入ってきた。
昨年末に亡くなった志村の代わりに、他のメンバー(山内)が歌う、と。
で、二重にというか何重にかわからんけど、色々考えちゃって
しかも友人の命日が近いとか色々でできてもんもんとしていた。


悶々としてたら、突然、隣のおっさんがぶつぶつと
「ねむいなぁ」などとしきりに言いながら、
よくわからない、お祈りのような動作を延々繰り返し始めた。


普段なら「うおwwwまじコレ!」と思って面白がるところなんだが。


この日は、どうしようもなく怖くなり、泣きそうになった。
宗教系か!と思いながら、そのおっさんを見ないようにする。
しかし、手をしきりに動かすので見える。
バスは混んでいて、いきなり立つというのもできない感じ。


完全に、精神的なガードがゆるゆる状態のところで不意に入ってきたものに対して
何かが決壊した、というような感じのことが起こった。
とにかく怖くてしょうがない。
恐がっている自分をしかし、どこか「この怖がり方は異常だ」とみている自分もいる。
そのどこか冷静ない自分がいることで、どうにか耐えられたのかも。


本来降りる予定だったバス停まで、30分以上あり、
次に泊まるバス停が20分程度。
その、次のバス停で飛び降りた。
壁のそばに立って、しばらくじっとしていた。
というか、動けないし・・・。
足が少し震えていた。


少しして、帰るか、と思ったが、今度は周りの人が恐くてしかたなくなった。
人に見られているような錯覚が起こった。
感覚を受け取りながら、これは錯覚だな、という思いはあった。
不意に他人と眼が合うと、足元から恐怖が上がってくる。
それ以上に、目が合ったあとに、視線が外れる瞬間がもっと怖かった。
誰かに迎えに来てほしい(知らない人が恐くて動けない)感じだったけど、
そんな人も思いつかなかったので、
iPodでロックを大音量でかけて、歩き出した。


しかし、あと30分で閉店のタワーレコードに行って、無料のチラシをもらうのよ!
という使命があり(笑)そのおかげが、一番大きかったな・・・。
フジファブリックのチラシだったんですけどね(赤富士通信)。
かけていた音楽も、フジファブリックだったんですけどね。
帰りにスターバックスで休憩して、帰りましたよ。




で、あとでこれもわかったことだけど。
あのおっさんがなぜそんなに怖かったのかということですが、
どうも、「乗り物」「わけのわからない人」「宗教」というセットが
地下鉄サリン事件」を思い出させたみたいでした。
あの当時、私は高校生で、関東に住んでおり、
幸い私の乗っていた路線では被害にあわなかったんだけど
登校時間にガッチリ合っていて、学校が騒然とした。
その当時は何だかわからんことが、っていうざわざわした恐さだけがあって
未消化のまま、その感じが自分の中に残っていたんだなー。
いやー、すっげー恐かったです。


外国人の人がバスの中でお祈りしてても大丈夫なんですけどね。
ムスリムの人がコーランを詠唱しているところにはよく遭遇するんですが、それは平気。



しかし、まあ理由が理由だけに、パニック発作にはなっても、パニック障害にはならなかったよ。
前もそうだったけど。
一回性の発作で終わりました。
予期不安とかは妄想だから!って自分に言い聞かせたのがよかったのかも。
二日間くらいは、何かとサワサワしましたけど。