インドネシア覚書

もう、去年の出来事のような気持ちです、インドネシア
いまさらですが、報告を兼ねて覚書。

インドネシアはとにかくカルチャーショックでした。
発表の練習がとにかくどうにもならない感じだったので、
そっちでいっぱいだったおかげで
あまり情緒的ショックには陥っていないはずですが・・・。

とはいいつつ、
インドネシアジャカルタ空港について
物凄い湿度と熱気にぐったりねーと思っていたら
(軽くサウナの中みたいだった)
研究室の学生と教員(10人中、日本人4人)の人々を見失い
天候悪化で着陸渋滞になって人やらでごちゃごちゃの中
迷子になりました。
 
いやー、「誰もいないなー、なぜ?」というところでは良かったのだが
「あっ、私、迷子じゃん」と気がついた時には、ねぇ。
ホホホ。
不安そうに突っ立っていると、
物売り、ポーター、なんかの勧誘とかに声をかけられたり
している人がいたので、
なんともない顔をしてとりあえず、立ち尽くす。
インドネシア語が飛び交う中、
「色んな人がいるなぁ、ああ、私がそのひとり」などと思い。
財布などはガードしていたが、なんかボーっとしていたかもしれん。
日が変わる頃までどうにもならなかったら、
車を取ってどっか大きいホテル(日本系か英語圏系)に行こう
などと思っていた。
 
結局、エジプト人とリビア人の学生に発見され、助かる。
構内放送されたらしいが、全然聞こえませんでした。
まあ、よかった、助かった。
イラン人に一番怒られました。
「フジさん、ここ、日本じゃないから!!」って日本語で・・・。

ジャカルタ空港からはチャーターしたレンタカー&ドライバーさんでしたが
なんか、
すごい乱暴運転で
ゲームセンターのレーシングゲームを思い出す。
高速道路にバスが転がっていたりするのを見たり。
でも、移動疲れと眠すぎで、怖くなかったわー。
やたら強冷の空調と、やたらドライバーさんがエアフレッシュ(香水みたいなの)をしゅーしゅーする方が苦しかった。
2時間半とガイドブックにはあったけど、4時間かかってホテル着。
みんな、「日が変わる前について良かったねー」って言っていたけど、
日本時間では2時になっていました(現地時間24時)。
福岡空港は日本時間の10時に出たので、結構なあれでした。

発表は、まあいいとして。
なぜか、発表者全員に何かが取り憑いたような凄いぐだぐだセッションになりましたが・・・。
会場になった大学は、講堂を伝統建築にしていたりして、いいなぁ、と。
講堂で発表を聞いていると、猫が勝手に入ってきて
発表に「にゃー」と合いの手を入れていたりして、いいなぁ、と。
抱えられて退出させられているさまもツボでした。

ご飯の写真が全然ないのは、
外でご飯を食べる機会が一回もなかったからです・・・。
残念。
 

写真一枚目は、インドネシアの教育番組らしきもの。
日本でいえば、にゃんちゅうとお姉さんの掛け合いみたいなやつをやっていて、ついつい写真に。
おねえさん、妙にいろっぽくてウケた。
あと、ぬいぐるみは、いもむしみたいなぬいぐるみです。


二枚目は、トイレです。
お食事中の方、ごめんなさい。
手動ウォシュレット。
ふく紙も、流すレバーもありません。
水道とバケツと、風呂用の手桶があります。
もうちょっとハイグレードになると、洗車用みたいな凄い勢いで水の出るシャワーがついていたりするのですが、
どちらにせよ、使い方が分からない。
周りにいた知り合いインドネシアンは男ばかりで結局訊けず。


三枚目は、アンコタ、などと呼ばれる乗合バス。
10円から20円で乗れる。のだが、ぼられた。
地元の小学生がごちゃーってのってきたりとか、
いろんな国の人が乗っていて、さらに信号停車で大道芸、物売り
などが入口に入ってきて、小銭を要求してきたりする。
もちろん、ものを買ったりしなければ払わなくてもよい。
非常に面白かったです。
でもインドネシア人と初めは乗った方がいい。
関係ないが、インドネシアは日本と道路条件は同じ、右ハンドル、左側通行です。
そして、ホンダトヨタスズキばかり走っている。
排気ガスがひどい。

3日間ぐらいだったけど、ずーっとホテルと大学に缶詰で、
それでも結構面白かったので、
今度は観光で行きたいです。
「おまえ、着たらうちに泊まりなさい!」
という友人を頼って、そのうちまた行きたい。